自然栽培だけでは、たぶん農業は続かない。
最近ほんまによく考える。
「自然栽培だけが正解なんか?」
って。
自分は無肥料・無農薬の自然栽培もやってるし、慣行栽培もやってる。
どっちも本気でやってるからこそ思う。
結論から言うと、
👉どっちかだけでは見えへん世界がある。
自然栽培って、
うまくいった時はほんまに感動する。
作物の力強さとか、
土の変化とか、
「自然ってすごいな」って思う瞬間がある。
でも現実はそんな甘くない。
天候一つで崩れるし、
病気も虫も待ってくれへん。
今年みたいに全国で雹被害の話が出ると、
自然栽培やから助かるとか、
慣行やから大丈夫とか、
そんな簡単な話じゃない。
自然災害の前では、
どっちも普通にダメージ受ける。
だからこそ、
技術を磨き続けるしかないと思ってる。
慣行栽培には、
長年積み上げられてきた再現性と安定性がある。
・どうすれば収量が安定するか
・どうすれば病気を抑えられるか
・どうすれば品質を揃えられるか
そこには本気で積み上げられた技術がある。
逆に自然栽培は、
ごまかしが効かん。
樹が弱い。
根が弱い。
土が崩れてる。
そういうのが全部そのまま出る。
だから自然栽培をやると、
「植物が本来どう育つか」をめちゃくちゃ考えるようになる。
この感覚は、
慣行栽培にも絶対活きる。
逆も同じ。
慣行栽培で学んだ
剪定、樹勢管理、病害虫の知識、タイミング。
これがあるから、
自然栽培でも挑戦できる。
結局、
対立じゃなくて、
両方やるから見えるものがある。
最近ほんまに思う。
農業って、
「これだけやっとけば正解」
みたいな世界じゃない。
毎年天気も違う。
畑も違う。
樹も違う。
だから面白いし、
だから難しい。
でもその難しさがあるから、
15年以上続けてもまだ成長できる。
まだまだ知らんことだらけ。
今年も、
梅も、
自然栽培のとうもろこしも、
もっとレベル上げていきます。